中小企業の経営に必要不可欠なのは説教部屋

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姫路市で顧問弁護士をしている知人と飲むことがあり、会社経営のノウハウや岡山県の墓じまいの話になりました。その中に、会社の説教部屋についての話がありました。なるほどなと思うこともありましたのでここに記します。

仕事には説教がつきものですが、当事者ではない従業員に叱責の一部始終を見られると生産性が著しく低下します。説教されて良い気分になる人は皆無に等しく、関係ない人が叱責されている事実が身近に発生していると擬似的に自分が怒られているかのような錯覚を引き起こす場合もあります。無意識的に動作を萎縮させてしまう弊害の発生が危惧されるので、説教部屋を設けると一定の効果が期待できます。

大企業であれば各フロアにさまざまな部屋が存在するので説教部屋を設けることは容易ですが、中小企業では難しいのが現状です。会議室すら設けられない中小企業も多いので、説教のためだけにスペースを割く決断を下しにくいと考えられます。しかし、多くの従業員が仕事している空間で説教が始まれば生産性が低下する可能性が否定できません。計り知れないほどの損失を生み出すきっかけにもなるので、少々無理をしてでも中小企業は説教部屋を設けるように努めるべきです。